設計デザインの流れをご紹介!コンセプト提案編
田中 啓太
皆様、こんにちは!
カエル・クリニック・デザイン(KCD)設計・施工 統括責任者の田中です。
私の前回のブログでは、現地調査からプランニングまでの流れをご説明いたしました。
【関連記事】スタッフブログ|設計デザインの流れをご紹介!調査~プランニング編
今回はその次のステップである、意匠の選定・デザインに関するところをご案内したいと思います!
コンセプトのご提案
前回の事例の場合はレイアウトをお急ぎのお客様でしたので、現地調査後すぐにラフレイアウトを作成したという流れを一つの事例としてご説明いたしましたが、本来はレイアウト前にコンセプト作りを行うことが一般的であります。
コンセプト提案は設計デザインの根幹を定めるための提案であるため、設計プロセスの中で最も重要なステップとなります。
お客様の要望やこれからの展望、利用者様への思いなど、お話しする中で共有いただけた情報をもとに、このクリニックの在り方(コンセプト)を検討していきます。
通常2~3案のご提案をさせていただき、お客様とどの方向性で進めていくか話し合って決めていきます。
マテリアルプランニング
コンセプトがある程度固まった後に、それに沿ったプランニングおよびマテリアル(使用する内装材)の選定を行っていきます。
長い時間をかけて決めたコンセプトもお客様に伝わらないことには意味がありませんので、実際にどう具現化していくか考えるこのステップはデザイナーの腕の見せ所と言えるでしょう。
このステップでもコンセプトと同様に、お客様と打ち合わせを重ねてブラッシュアップさせ、クオリティを上げていきます。
決まった正解は無く、デザイナーが100人いたら100通りの答えがある世界です。
プロジェクトが成功できるかどうかは、デザインの力による部分もあり、設計施工を担当する弊社の責任は大きいです。
成功へとお役に立てるかどうか、私たちも日々頭を悩ませながらご提案させていただいておりますが、業界歴の長い様々なバックグラウンドを持つデザイナーが多数所属しておりますので、きっとお力添えできることと思います!
新しくご出店の計画をお持ちの際は一度弊社にご相談くださいませ!
設計・施工 統括責任者
田中 啓太