営業影響を最小化する施工管理
雄谷 麻弥子
こんにちは。カエル・クリニック・デザイン(KCD)デザイナー/二級建築士の雄谷です。
先日まで、1週間ほどの工期でフロア内一部内装のリニューアル工事の施工管理を行っておりました。
フロアの稼働を止めることなく施工完了したケースとなりましたので、改装工事の影響範囲を最小限に留めたいというご要望をお持ちの場合にどのようにご提案させていただくか今回の例からレポートいたします。
作業と動線の「交通整理」
先日の案件では、従業員様がいらっしゃる中で床材貼替やパーテーション設置の工事を行う必要があったため、「日中」に行える作業と「夜間」に行っておくべき作業の進行計画を行いました。
家具の移動や従業員様の動線、搬入材の仮置き場所など毎日「日中」と「夜間」それぞれの作業内容や動線がわかるように工程を表した図面を基にご説明をさせていただき、最大限スムーズな施工を行えるよう注力いたしました。
従業員の皆様の多大なご協力もあり、施工は予定通りの工程で完了することができました。
クリニックや医院の改装工事をお考えの皆様の中にも、「できる限り休業期間を短くしたい」「今ある機器を改装後も使用したいが置いておくことは可能だろうか…」など、様々なご要望や不安があるのではないかと思います。
そのような際にも、ぜひ一度KCDへご相談ください。
毎日の工事作業内容や従業員様の動線、既存機器の各日ごとの置き場所など、施工管理でいう「交通整理」をしっかり計画し従業員様の不安が無くなるまでご説明・ご相談をしながら工事を進めさせていただきます。
ケースによって考慮させていただく事項は様々ですので、また違ったパターンで皆様のお役に立ちそうな事例に遭遇した際にはご紹介させていただきます。
それでは、寒さも厳しくなってくる頃ですので、皆様体調にはお気をつけてお過ごしください。
デザイナー/二級建築士
雄谷 麻弥子