パースイメージに込める気持ち
吉尾 瑛
カエル・クリニック・デザイン(KCD)のホームページをご覧頂きありがとうございます。デザイナー/二級建築士の吉尾です。
今回は私が普段行っております業務の内容から、「パースイメージ」の作成について一部お送りします。
「パースイメージ」について
前回宮崎に出張でお打ち合わせに伺ってから早いもので一ヶ月半となり、設計も大詰めとなります。
本日は一度描いた内観パースイメージを再度角度を変えて、描き直しております。
「パースイメージ」とは、実際に出来上がったものがどのようになっているのか分かりやすいように、立体的な絵にしたものであります。
最近では3Dで表現したCGで描かれたものが多い中、今回私は手描きにより描いております。
実際はタブレット上にてデジタルで描いているので、本当の意味での手描きではありませんが(笑)。
私は子どもの頃から描く事は大好きでしたが、いつの日か新しいものばかりに目が向いてしまって、自分の手で描く事の楽しさ面白さを忘れていました。
そんな時、一年前くらいだったでしょうか、実家(熊本)の父が絵画教室に通っていることを母から聞きました。
特に誰が見ても良い絵とは言えなかったのですが(笑)、その絵には家族で子どもの時に特別な日に行ったお好み焼き屋のある風景が描かれており、CGにはない感じ方がありました。
その様子を目にしたとき、私の中では感じるものがあり、これまでの父の不器用な生き方を思い起こすと共に深く印象付けられたのでした。
それでは夜も更けてまいりましたので、お土産で頂戴した熊本の天草サブレを頂きつつもう少し頑張ります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
デザイナー/二級建築士
吉尾 瑛